本邦初の保険適用となるわきの多汗症用のお薬(エクロックゲル)が11/26から処方できるようになります。

わき汗でお悩みで、日常生活に支障のでる程度の方が対象となります。実際には、原発性腋窩多汗症の診断基準を満たし、重症度判定を行って適応があれば処方となります。

(作用メカニズム)は、わきの皮膚に塗布することで吸収され、発汗の信号物質であるアセチルコリンが汗腺組織(エクリン汗腺)に結合するのをブロックすることです。

(用法)1日1回、両腋窩に塗布します。ポンプから塗布用の器具(アプリケーター)の上にワンプッシュして塗布します。

(使用注意の方)は、緑内障、前立腺肥大症のあるかた、と 妊婦さんと授乳婦さん、小児です。

特に閉塞隅角緑内障と診断されている方へは禁忌となっています。

実際、皮膚から吸収されて他部位に副作用が起こる頻度は少ないものと思われますが、薬効が抗コリン作用であることから(使用のプロセスで誤って目に付着することなどもありうるため)緑内障のある方は使用が難しいと思われます。

(副作用)としては、塗布部位の皮膚炎、赤み、かゆみなど皮膚局所のものがメインのようです。1年間使用した第III相長期試験では1.6%の方に散瞳、0.5%に霧視が報告されています。