お顔のシミのカウンセリングの結果、「日光性色素班」 別名「老人性色素斑」と診断された場合、それは紫外線によるお肌の細胞の老化によりメラニンが貯留した状態で、自然には消失しません。
そこで、「ここの一個のシミを何とかしたい」という場合に威力を発揮するのがQスイッチ・ルビーレーザーです。
【症例1】
左頬のシミにレーザー照射、 7日間絆創膏で処置 黒くカサブタになり、 10日後、剥がれます。
10日後、カサブタとなったシミの部分はテープの方にくっついてきます。ご自分では痂疲をはがさないように温存していただきます。これでいったん終了。
【症例2】
治療は自費診療で、費用はシミの長径1mmあたり1,000円で計算します(症例2の方は20mmで20,000円となります)。治療の際の通院は、治療の日と10日目前後の合計2回お願いします。
治療時の痛みは「ゴムではじかれるような衝撃」とよく表現されます。瞬間的にビクっとするかもしれませんが、みなさん麻酔なく可能です。デメリットは治療後10日間、絆創膏で保護する必要があることです(=ダウンタイムのある治療です)。
またシミがとれたあと色戻り(炎症後色素沈着)が起こる場合がありますが、たいてい数か月後には消えてきます。
肝斑の合併がございますと、そちらを改善させてからがお勧めです。まずはご相談ください。